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研修のご案内・申込み

研修のご案内
2023年度
通関士専門研修・受講案内
一般社団法人日本通関業連合会
申込みは終了しました。
多くの受講申込みありがとうございました。
2023年度通関士専門研修はオンラインにて開催します。
通関士の皆様の通関業務における知識の向上を図るため、ZOOMを利用したオンライン研修(ライブ配信)により、密度の高い研修を目指します。
講義科目は、大きく関税分類科目と一般科目に分かれ、全10科目を用意しています。
関税分類科目では、化学工業生産品の分類、プラスチック・ゴム製品の分類とこれら品目の関税分類に必要な基礎知識としての化学の基礎の科目を設けています。
また、分類が細かく難解な部分も多い農水産品・食品、繊維についても詳しく説明します。
一般科目では、実務に直結し通関士として不可欠または習得すべき科目として、関税評価、EPA・原産地規則、減免税・戻税、特恵制度の輸入関連のほか、輸入通関後の調査の調査、輸出申告で特に留意すべき輸出貿易管理もカバーしています。
受講は1科目から受けられますので、ご自分にあった研修が選べます。
また、講義に用いるテキストは実務でも活用でき通常3,000~4,000円(会員価格)で販売しているものです。今回の通関士専門研修の受講料には、これらテキストの料金も含まれていますので、とてもお得な研修となっています。

Ⅰ 研修の概要

 1.関税分類科目
  ◆研修時間:09:30~15:30
  ◆受講料:会員・7,700円
       (「化学の基礎」及び「プラスチック・ゴム製品」の講義で教材テキスト不要の会員の方は、6,050円) 
                            一般・11,000円
             
            注)法人申込み際、エクセルフォームにおいてテキスト不要を選択してください。
     テキストのほか、講義に際して別途資料がある場合は、閲覧・ダウンロード等できます。
   ※受講料は、1科目当たりの税込み料金です。


開催日
科目
講師
講義内容

農水産品・食品
富田
農水産食品の申告は、誤認や勘違いによるHS税番も多々あります。これらHS税番の誤解・勘違いを関連税番の表等により、比較・解説し、誰でも正しいHS分類が確認でき、輸入の誤申告防止につながる説明をします。

化学の基礎
佐藤
化学品等の関税分類に必要な基本的事項を中心に、例えば、原子、分子、イオン、酸・アルカリ、酸化・還元、化学結合などについて、イラストを交えての説明をします。
この後の科目「化学工業生産品」、「プラスチック製品・ゴム製品の分類」の講義の導入的な位置づけとして、有機化合物の化学式の見方、無機化学品と有機化学品の関税分類上の違い、分類の要件、仕方等の説明をします。

化学工業生産品
飯島
化学品の関税分類に必要な基本的事項(➀関税率表上のルール(通則、項の規定、部及び類の注の規定等)、②化学品の知識(構造式、官能基等)及び③それらを調べるためのツール 等)について解説します。応用編として個別分類事例についても説明します。

プラスチック・
ゴム製品
佐藤
39類のプラスチック製品、40類のゴム製品の関税分類に必要な基本的事項や分類の要点等の説明をします。
39類の一次製品と、40類の一次製品の分類の違い(分類基準、その区分の仕方等)の説明をします。
39類及び40類の各製品の分類事例の紹介と解説をします。

繊維
安田
関税率表の第11部:紡織用繊維及びその製品は、第50~第63類の14類からなる最大の部であり、分類が難しいとも言われています。
第11部の特徴や範囲について説明するとともに繊維、衣類などの繊維製品を中心に、いろいろな定義や分類のポイントなど、事例を用いながら説明します。
※受講料には、実務書としても役立つテキスト代金が含まれています。
※研修時間には、昼休み時間、休憩時間が含まれます。
※終了時間は、講義によって前後することがあります。
 2.一般科目
  ◆研修時間:13:30~16:30
  ◆受講料:会員・6,050円、 一般・8,800円
   ※受講料は、1科目当たりの税込み料金です 
開催日
科目
講師
講義内容

輸出貿易管理
福沢
国際的な軍事・政治情勢の変化が安全保障環境に大きな影響を及ぼし、安全保障輸出管理の確実な実施が求められてきています。輸出令別表第1貨物の該非判定を重点に、輸出管理制度、審査手続きについて説明します。

関税評価
小笠原
経済活動のグローバル化、貿易形態の多様化に伴い、納税申告に際する評価制度はますます重要視されつつあります。課税価格の決定方法や関税評価制度など通関士としてのSTEP UPを目指して頂くために評価協定や評価事例を中心に詳説します。

EPA・原産地規則
篠崎
現在、我が国が締結している経済連携協定(EPA)に基づく税率の適用を受けるために必要な手続に関し、その概要、原産地規則、原産地証明書・申告書等について、協定ごとの違いを含め解説します。

減免戻税・特恵
後藤
減免戻し税制度については、制度の主旨と代表的な事例で理解を深めつつ、実務に応用できるよう体系的に説明します。
特恵関税については、制度全体の解説を行う中で、EPAと対比しつつ、特にLDC特別特恵関税制度の利用を念頭に解説します。

輸入事後調査
河月
事後調査に際して通関業者が顧客(輸入者)に対し、どのようなサポートを行うべきか等最近の調査事績及び高額非違事案並びに法的根拠に基づいて事後調査の全容を詳しく解説します。また、事後調査と故意に関税を免れる等の関税犯則調査(財政事犯調査)との関係や経済連携協定(EPA)に基づく税率等の適用に係る非違についても解説します。顧客サービスの一環として、通関士による事後調査のサポートには必見です。
※受講料には、実務書としても役立つテキスト代金が含まれています。
※研修時間には、休憩時間が含まれます。
※終了時間は、講義によって前後することがあります。

Ⅱ 申込方法等

1.募集対象
(1)通関士(通関士経験者を含む)及び通関業務に5年程度の経験を有する者
(2)通関業務における専門的知識の取得を必要とする者
 
2.お申込みの流れ
【個人で申込む方】
(1)下記の【受講お申込フォーム】より必要事項を入力してお申し込みください。
  なお、複数の受講生を会社で一括してお申し込みする場合は、下記【法人の申込む(会員に限る)】のご利用をお勧めします。
(2)受講科目のテキストは、10月24日以降、適宜発送いたします。
(3)研修受講日の1週間前までに、受講お申し込みをされた際に入力したメールアドレスに「受講のお知らせ」をご案内します。
(4)研修受講日の2日前までに、受講お申し込みをされた際に入力したメールアドレスに「ZOOM招待状」をお送りします。
個人用申込フォーム

 【法人で申込む方(会員に限る)】
(1)会員店社の方で複数の社員を一括して申し込む場合は、下記法人申込み用エクセルファイルをダウンロードして必要事項を入力し連合会宛てにメール送信してくださいください。 メールの宛先:kensyu@tsukangyo.or.jp 
(2)後日当連合会より請求書をPDFにて送信いたします。下記指定の口座に受講料を振り込みください。
(3)受講科目のテキストは、申込み後に適宜発送いたします。
(4)研修受講日の1週間前までに、受講お申し込みをされた際に入力したメールアドレスに「受講のお知らせ」をご案内します。
(5)研修受講日の2日前までに、受講お申し込みをされた際に入力したメールアドレスに「ZOOM招待状」をお送りします。
 法人申込用excelファイル
(注)法人会員でない方は、上記【個人で申込む方】に沿って申込みください。
3.受講申し込み締め切り
  2023年10月25日(水)

4.受講料の納付
  受講料のお支払いは、11月30日までに下記口座へお振込みください。
三井住友銀行 日比谷支店 普通預金 8682424
シヤ)ニホンツウカンギヨウレンゴウカイ 
(注)勝手ながら、振込みご利用明細書をもって領収書とさせていただきます。
また、振込手数料は受講申込者にてご負担いただきますようお願いいたします。

Ⅲ その他

  • 本研修は、オンライン会議ツールZoom(ズーム)を使用しますので、事前にZoomアプリのインストールをお願いいたします。
  • 安定したネットワーク環境下でご受講ください。受講者様のネットワーク環境不良や機器トラブルにより研修受講できなかった場合、弊会では補償いたしかねますので、事前に受講環境をお確かめください。
  • 1台の端末で複数名が視聴することは、ご遠慮願います。また、研修内容の録画、録音は固くお断りいたします。

お問い合わせ

一般社団法人日本通関業連合会 研修事務局
〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-3-20 虎ノ門YHKビル8階
TEL:03-6206-1086
FAX:03-3508-7796
Eメール:kensyu@tsukangyo.or.jp
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